MSS – ONE (2023)

ソーラーパネルと大容量バッテリーを搭載したキャンピングトレーラーに
EVの200V普通充電機能を併せ持った移動式のEV充電スタンドです。

ありそうでなかった発想

MOBILE SS初のモデルケースとしてスタートした「MOBILE SS HINOHARA」では、 東京都の唯一の村で知られる檜原村の会員制コワーキングスペースのVillage Hinoharaに開設し、EVの充電時間をワーケーションとして有意義に 使うことができます。

キャンピングトレーラーRoometteをベースにした「MSS – ONE」は、ソーラーパネルをルーフに設置し、トレーラーの床下には大容量のリチウムイオンバッテリーを搭載して、その電力を使ってEVの普通充電を可能にした移動式の充電スタンドです。最初のモデルケースとなった「MOBILE SS HINOHARA」では、車内空間をオフィススペースとして利用でき、限りなくサステナブルな環境の中でワーケーションを行うことが魅力です。

一方で、檜原村は山間部に位置することもあって日照時間が短くソーラーパネルの発電量だけではすべての電力を賄うことには限界があります。そこで、不足した電力は100Vの家庭用電力や夜間電力などを使って、バッテリーへ系統電力より補填しています。わずかながらの発電量であっても、発電した電力を有意義に使うことに意味があり、今、実現可能な技術を駆使してSS=サスティナブルステーションを運用することの大切さを訴求しています。

SPECIFI
CATIONS 仕様について

ソーラーパネル 600W
バッテリー リン酸鉄 163 Ah 15S
バッテリー容量 7.8 kWh
システム電圧 DC 48 V
系統充電入力 AC 100 V 1.5 kW / AC 200 V 3 kW
インバーター出力1 1 AC 200 / 220V 3kW
インバーター出力2 AC 100 / 110V 1.5kW
車両寸法 5595mm x 2220mm (全長×全幅)
充電器の種類 普通充電(200V)
充電台数 1台
車両価格 ¥8,888,000 〜 ※参考価格

CASE STUDY

MOBILE SSのサステナブルな電力とネットワークがあるなら
もっと他にもユニークな使い道があることに気がつきました。