「MIDNIGHT CRUISE 2025」で体感した、Mobile SSが描く未来のナイトカルチャー
私たちMobile SSは、3月に代官山蔦屋書店で行われた香港のストリートブランドGRSによる、ポップアップストアのローンチイベントへの参加に続き、再び代官山の夜へ出動。
2025年7月18日(金)の夜に開催されたナイトイベント「MIDNIGHT CRUISE 2025」に出展しました。
このイベントは、“車・音楽・ライフスタイル”が交わる大人の夜の遊び場をテーマに、カルチャーとしてのカーカルチャーを再発見する2日間として開催されました。
会場となった代官山T-SITEは、日中の静かな知の空間とは一変し、夜になるとライトアップされたクラシックカーやサイバートラックなどの最新EVが並び、レコード音楽とドリンクが流れる洗練されたナイトラウンジへと姿を変えました。
そこに私たちMobile SSチームは、minibar MIDORIとともに“電気のオアシス”をテーマにした移動式リスニングバーとして参加しました。
MIDNIGHT CRUISE 2025とは?
「MIDNIGHT CRUISE」は、代官山 蔦屋書店が主催する夜型ライフスタイルイベントで、
音楽・クルマ・アート・カフェカルチャーなどを軸に「深夜にこそ生まれる創造性」を体験できる場として毎年開催されています。
2025年のテーマは「Drive into the Future」。
クラシックカーや最新EVが共に並び、過去と未来のモビリティが共演する“夜の代官山”を一夜限りのショーケースとして彩りました。
私たちMobile SSプロジェクトチームもその一角に出展し、太陽光で稼働するトレーラー型ステーションを“リスニングバー”として再構築しました。
商業施設の屋外に“オフグリッド・ラウンジ”を
私たちのMobile SSは、ソーラーパネルと大容量バッテリーを搭載した移動式のソーラーステーションです。
災害時の非常電源や、地域イベントでの電力供給拠点としても活用できますが、この日は商業施設の屋外スペースに“カルチャーの電源”として設置されました。
トレーラー内部は、音響エンジニア・小松音響研究所の真空管アンプによるサウンドシステムが奏でるリスニングルームへと変貌。
昼間に太陽光で蓄えた電力でスピーカーや照明を稼働し、深夜の代官山に、電気と音楽が交わる小さなオアシスを生み出しました。
外では、minibar MIDORIのカウンターからサステナブルなワインやクラフトドリンクを提供。
夜風を感じながら音楽とお酒を楽しむ来場者の笑顔が、エネルギーとカルチャーの融合という私たちの理念を象徴していました。
クルマと音楽が共鳴する夜
会場には、往年のクラシックカーから最新EVまで、さまざまな車両が展示されていました。
エンジンの匂いと電気の光、アナログとデジタル。
その共存こそが、MIDNIGHT CRUISEの魅力ではないでしょうか。
Mobile SS内のターンテーブルから流れるBGMは、ジャズ、ソウル、シティポップ、そしてアーバンなテクノまで時間とともに変化し、車のボディに映るライトの反射、真空管の熱が重なり合い、代官山の夜が“電気のオアシス”に。
来場者の中には、「この電気、太陽でつくってるんですか?」と驚かれる方も多く、「こんな静かでやさしい電気なら、街のどこにあってもいいね」という言葉もいただきました。
私たちにとって、それは何より嬉しい瞬間でした。
エネルギーを“感じる”という体験が、イベントの中で自然に生まれていたのです。